雨が少しぱらつく曇り空で少し悩みましたが、雨雲レーダーで雨雲がないのを確認して、豊中市の緑地公園に行ってきました。
緑地公園には、絶滅危惧種の野鳥「ミゾゴイ(溝五位)」がやって来ているので、撮影するのが目的です。
大凡の場所は聞いていたので、その方向の池に行ってみました。
大きな池にいた「ヒドリガモ」です。
しかし、この池ではなく、隣の小さな池の方でした。
ポイントには、多くのBirderさんが撮影されていました。
初撮りの「ミゾゴイ」です。
今日は、池のすぐ横でなく、道を挟んだ向かい側の茂みにいました。
人を恐れないので、撮影しているとすぐ近くまで寄ってきます。
「近すぎ~!」で、ズームレンズの焦点距離を400mmにしているとフレームからはみ出して、全身が入りません。
(これからの「ミゾゴイ」の写真は、全てトリミングなしです。)
落ち葉の中の虫を探して食べているようでした。
首を縮めたり、伸ばしたり。
近くに来た時に正面から顔のアップです。
横顔のアップです。
茂みから出てきました。
この時の状況は、
こんな状態です。
この後、左の撮影されている方のすぐ目の前まで寄ってきて、人の方が反対にあわてていました。
近寄ってきた後、片羽伸ばしです。
まず左から。
そして、右もストレッチ。
サービス満点です。
首を伸ばして歩くときに、首の後ろの羽が、膨らんでいました。
撮影しているカメラの行列の前にやってきて、こんな風に逆立てて、何か、怒っているようでした。
カメラが並んでいる方向に池があり、そちらに行きたかったようです。
こんなところで撮影していました。
たっぷり撮影させてもらい、「ミゾゴイ」を堪能して、別の野鳥の方へ向かいました。
途中、「ジョウビタキ」が出てきてくれました。
看板の上で身繕い中です。
梅林の方へ移動して、秋らしいいい雰囲気のモデルにもなってくれました。
背中の羽の色が、まだ完全に黒くなっていないので、まだ若いオスのようです。
ちょうどお昼になったので、円形花壇の横でお弁当を食べて、ついでに今年撮影していなかった「コスモス(秋桜)」撮影です。
例年なら万博公園へ行くのですが、今年はタイミングを逃してしまい、今日まで撮影出来ませんでした。
ピンクのコスモスを前ボケにして、イエローキャンパスです。
淡いイエローがきれいなイエローキャンパスです。
万博公園は、すでに見頃が過ぎているようですが、ここはちょうど見頃でした。
そして、オレンジキャンパスも咲いていました。
淡いオレンジもきれいです。
今日は、野鳥撮りのカメラセットだったため、コスモスも「CANON EOS 7D Mk2 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」で撮影しています。
このレンズは、95cmまで寄れるので、花撮りもいろいろ楽しめます。
コスモスを堪能して、お腹も満足したので、野鳥のいる森へ向かいました。
すぐに出てきてくれたのは、「ジョウビタキ」のメスです。
しかし、ここは木陰となるので暗く、そして、野鳥ポイントまで遠いので、「ミゾゴイ」とは真逆の厳しい撮影条件です。
(ここでの写真は、全て大幅にトリミングしています。)
今シーズン初見の「アオジ」です。
近場にもそろそろ到着したかな。
そして、ここでの目的だった「ノゴマ」が出てきてくれました。
話には聞いていましたが、本当にメタボで、丸々しています。
胸のあたりが、はち切れそうです。
「ノゴマ」の前にさっきの「ジョウビタキ」がとまりました。
「ジョウビタキ」と後ろに「ノゴマ」です。
どうですか、この2枚。
もう風船のようです。
「ノゴマ」は、冬場は東南アジアで過ごすので、すでに渡って行かないといけないのですが、このメタボで遠い海を渡ることが出来るのでしょうか?
ちなみに10月に千里南公園で撮影した「ノゴマ」は、こんなにスリムでした。
身体の太さだけ見ると、もう別の鳥のような感じです。
「ノゴマ」の後に出来てくれた「クロジ」のメスです。
「アオジ」かとも思いましたが、一緒に撮影されていた方から「クロジ」と教えていただきました。
左が、「アオジ」のオスで、右が「クロジ」のメスです。
「クロジ」のオスは、出てきてくれませんでした。
撮影条件は悪かったですが、ここでも野鳥を堪能することが出来ました。
帰りに少し陽射しが差し、駐車場横にあった「モミジバフウ」の紅葉がキラキラしてきれいでした。
こんな感じで、今日は、野鳥と花を堪能することができました。
<2015年11月7日 豊中市服部緑地公園にて>
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