GWに入り、外出自粛モードが強くなってきていますが、お天気が最高なのに家のこもるとイライラが積もって来るので、昭和の日(29日)は密を避けて早朝からお山に行ってきました。
いつものようにダムを渡って走っていると道路の上でお猿さんの集団が家族でくつろいでいました。
クルマのドライブレコーダーの映像から切り出したので画像が荒いですが、右端に子ザルと家族です。
そして、道路の先の方にいくつもの家族がくつろいでいました。
このあたりで、これだけの家族集団を見たのは初めてでした。
群れから外れた1匹だけのお猿さんはよく見かけますが。
食べ物を求めて集団で移動しているだと思いますが、この周辺はハイカーも多いので、歩いている時に出会うと怖いでしょうね。
この日は、もう少し走ってゴルフ場を抜けて、大きな墓地の横の広場に行ってみました。
まわりの森で「キビタキ」がたくさんさえずっていますが、木々の緑の中で姿を見つけることが出来ませんでした。
その時、聞いたことのある「ヒィ―ヒィ―」と鳴きながら数羽の鳥が飛んできて、目の前の木にとまりました。
もう旅たったと思っていた「ヒレンジャク」です。
3羽だけでしたが、まだ残っていました。
等倍で切り出してみました。
わかりますかね?(写真をクリックすると等倍で見てもらえます。)
「ヒレンジャク」が見つめているのは、左の新芽の上に載っている密のしずくです。
しずくを食べたところです。
上の写真と比較するとしずくがなくなっているのがわかると思います。
舌を出して、美味しそうにしています。
身体の大きさの割に小さなものを食べています。
ベジタリアンかと思ったら、こんなものも食べていました。
尾羽を思いっきり広げてバランスをとって、新芽を食べようとしています。
ここからは「ヒレンジャク」のちょっとかっこいい姿です。
身体の大きさの割に羽が小さいですね。
長距離を渡る鳥とは思えませんね。
ヤンキー丸出しですが、なかなかかっこいいですね。
「ヒレンジャー」です。
APS-Cサイズにクロップして撮影していますが、ノートリミングでこのサイズで撮れる距離でもいっぱい撮らせてくれました。
こんなに至近距離で「ヒレンジャク」が撮れるとは思っていませんでした。
それも青空の下で、最高のモデルになってくれました。
本当に今シーズンは、「ヒレンジャク」の当たり年でした。
「ヒレンジャク」を撮った後、可愛い声で歌いながら姿をみせてくれたのは、「ソウシチョウ」です。
本来ここに居てはいけない特定外来生物ですが、しっかりここで繁殖して広がっているようです。
他の野鳥への影響が心配です。
結局、「キビタキ」の姿を撮ることは出来ませんでしたが、まだ早い時間だったので、いつものところへ行ってみました。
駐車場は、大阪府の通達でこの日からGW中は使用できなくなっていました。
その影響もあったのか、いつもの場所にBirderさんも少なく、ちょっと待っていました。
「コマドリ」嬢が、ここでちょっと遊んでくれました。
この後、少し奥でさえずりが聞こえました。
そして、このメスを追い払うようにオスが出てきました。
(オスとしては、メスに近づきたかったかもしれませんね。)
メスが茂みに入ってしまった後、「コマドリ」君がちょっとだけ姿を見せてくれました。
色が薄く感じたので、まだ若いのかもしれません。
しかし、雌雄の差が小さいですね。
顔のオレンジ色の部分が、オスの方が広く、オレンジ色の下の胸の部分にちょっと黒い線があります。
正直、撮っているときは、わかりませんでした。
自宅でモニタを見て、オスだとわかりました。(汗)
山の斜面の茂み中を歩く「コマドリ」嬢をチラッと見つけることが出来ました。
保護色になっていて、これだとなかなか見つけられませんね。
もっとゆっくりしたかったですが、お昼前になり、少しずつ人が増えてきたので、密にならないうちに帰宅し、お昼は自宅で宅配ピザをいただきました。(汗)
最高のお天気で、最高の野鳥たちと出会え、最高の気分転換となりました。
まだまだ続く新型コロナとの戦いですが、体調だけでなく、精神的な疲れも適当に癒しながら、過ごしていきたいですね。
<2020年4月29日:箕面周辺のお山にて>
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