今年は、6月の大阪北部地震以降、自然災害や個人的な理由などが続き、夏の終わりからの野鳥撮りに行けていませんでした。
今日、ようやく時間が空き、お天気もどうにか曇り空でもってくれそうだったので、久々に近場の都市公園へ野鳥撮りに行ってみました。

公園は、先日の台風21号の傷跡が大きく残っていました。

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公園の象徴にもなっていたユーカリの大木が、根こそぎ倒れていました。

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野鳥ポイントの丘の上も倒木が多く、野鳥を追いかけて自由に移動できない状態になっていました。
野鳥に気を取られて上を向いて歩いていると倒木にぶつかったり、一面に落ちている折れた枝で足をくじきそうです。
これらの倒木を撤去して、元の安全な公園に戻るには、時間がかかりそうです。

ここから今日、出会った野鳥たちです。(順不同です。)

公園に入って最初に姿を見せてくれたのは、(今年の秋シーズンの野鳥の初撮りです。)

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「モズ」君でした。
茂みの中で鳴いていて、待っていると出てきてくれました。
ちょっと若い感じです。

そして、いつものポイントへ向かうと、早速、今日の目的の野鳥が出てきてくれました。

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秋の渡りに立ち寄ってくれている「ツツドリ」です。

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羽が茶褐色で、赤色タイプに近い色をしています。
後で聞いて知ったのですが、この公園には2羽の「ツツドリ」が来ていて、色が違うようです。

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茶褐色の「ツツドリ」の後ろ姿です。

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遠くのユーカリの木の上に止まっていた茶褐色の「ツツドリ」です。
この後、「カラス」にしつこく追われて、ちょっと可愛そうでした。

そして、色違いの「ツツドリ」が、姿を見せてくれました。

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この向きでは、よくわかりません。

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これで少しわかるようになってきました。
まだ茶褐色の羽も少し残っていますが、青褐色の羽に換羽中のようです。

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「ツツドリ」をネットで検索すると、この色の雰囲気の写真が多いです。
茶褐色は、亜種でしょうか?

今シーズンの初日から二羽の「ツツドリ」が撮影できてラッキーでした。
ここからは、「ツツドリ」が姿を見せてくれないときに出会った野鳥たちです。

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「コサメビタキ」だと思って撮影していましたが、「キビタキ」のメスかもしれません。

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こちらは間違いなく「キビタキ」のメスです。
「キビタキ」、「コサメビタキ」、「エゾビタキ」などが、丘の松の周りを飛び交っていました。

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胸の模様が濃くはっきりしているので、「エゾビタキ」です。

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顔がまだ黒くありませんが、「イカル」の幼鳥のようです。
一羽で丘の上を飛び回っていました。

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可愛い「エナガ」が、「メジロ」などと群れでやって来ました。

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「エナガ」の群れに混ざっていた「コゲラ」です。

こんな感じで、今シーズンお初の野鳥撮りを楽しむことが出来ました。
台風の被害が大きいですが、この秋冬の野鳥シーズンも多くの野鳥がやって来て、楽しませてくれるといいのですが。
楽しみにしています。

 

<2018年9月15日 南千里周辺にて>