土曜日に午後から記念の森へ行って「アオゲラ」を確認しただけに終わったのが残念で、昨日(日曜日)にリベンジで朝一から行ってきました。
記念の森の開園の9時半を少しまわった時間に着きました。
森のなかには「キビタキ」の歌声が聞こえます。
取り敢えず、いつものようにトイレ横の木道あたりのチェックです。
すでに数名のBirderさんが待機されており、お聞きすると「キビタキ」が来ているとのこと。
相変わらず「キビタキ」が多いようです。
「キビタキ」以外の鳥が見られないので、すぐに上のポイントへ行ってみました。
ポイントへ着くとすぐに前日もいた若「キビタキ」君が歌ってお出迎えです。
すると前日と同じ場所で「アオゲラ」が、鳴き始めました。
やはり2羽いて飛び交っていますが、木が茂ってる中の下の方を飛び回るので、写真が撮れません。
とまったと思ってカメラを構えようとすると、すぐに鳴きながら飛んでいきます。
声がする方を目で追いかけるのですが、木が多すぎてとまったところが確認すら出来ない状態で時間が経っていきます。
そして、声がだんだん離れていき、全く聞こえなくなってしまいました。
戻ってくることを期待して少し待っていましたが、昨日も残念な結果に終わりました。
少し移動して木の上を見ていると、少し大きめの鳥がいました。
今シーズンお初の「オオルリ」君です。
遠くてトリミングしてもこの程度ですが、やっとブルーの美しい「オオルリ」君と出会えました。
キョロキョロしていますが、全く歌いません。
少しだけ姿を見せた後、茂みの方へ飛んでいき、見えなくなってしまいました。
その茂みの方を見ていると、別の鳥がいました。
こちらも今シーズンお初の「サンショウクイ」です。
久々の出会いです。
出会いの回数は、「アオゲラ」より少なく、希少な野鳥です。
ちょっとわかりにくいですが、飛び立ったところの「サンショウクイ」です。
二羽いたので、つがいのようでしたが、こちらも少し姿を見せてくれた後、山側へ入っていきました。
山の上が静かになったので、バードバスポイントの方へ降りてみました。
周辺をウロウロしてみましたが、数名のBirderさんが「キビタキ」を狙っている程度で、バードバスも静かでした。
山手の方が鳥に出会える機会が多そうだったので、もう一度上がってみました。
離れた木の上で「ウグイス」が、大きな声で歌っていました。
遠かったですが、どうにか歌っている「ウグイス」が撮れました。
「ウグイス」を撮っていると、鈴をつけた二匹の犬が近づいてきました。
飼い主は見当たりませんが、飼い犬のようで、私の顔をみると一旦止まりましたが、すぐに去っていきました。
横を通る時によく見ると、犬の首にアンテナが立っていました。
わかりにくいですが、首の横にアンテナがあります。
犬がどこにいるかわかるように付けているのでしょうか?
大人しい犬でしたが、公園で飼い主の目の届かないところへ放してしまうのはどうでしょうか?
もし、子供などがちょっかいを出したりすると、犬が怒るかもしれません。
どんな場所であっても、ルールは守ってほしいものです。
相変わらず「アオゲラ」の声が聞こえないので、少し山の奥へ行ってみました。
遠くの木の中に少し大きめの「ムシクイ」です。
「メボソムシクイ」か、「オオムシクイ」かと思いますが、よくわかりません。
「ムシクイ」は難しい~!
「キビタキ」君でした。
それも1羽でなく、4~5羽を確認できました。
オスばかりが、群れのように集まっているのは、初めて見ました。
さえずりでなく、ほとんど地鳴きをしている状態です。
この3枚の写真は、同じところで撮ったのですが、それぞれ別の個体です。
奥へ奥へと歩いていくと、「長谷山」という看板があり、ここが頂上のようでした。
まだ奥へ行けるようでしたが、一人で迷子になったらいけないので、ここから戻りました。
お昼すぎになっていよいよ鳥影が薄くなってきたので、諦めて帰路につきました。
駐車場横のトイレ奥の木道のところに行くと、「キビタキ」がちょうど採餌したところでした。
(虫がちょっとグロテスクだったので、ぼかしています。)
今年の箕面のお山は、「キビタキ」山という感じになっていました。
ここにメスがやってくると取り合いになりそうです。(笑)
結局、「アオゲラ」のリベンジとはなりませんでしたが、「オオルリ」、「サンショウクイ」と出会え、いい散歩になりました。
また時間があいたら散歩に行ってみたいです。
<2018年4月29日 箕面のお山にて>
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