昨日の土曜日は、前夜の雨はあがりましたが、雲の多い朝で、ちょっと迷いましたが、巣立ちした「アオバズク」が見たくて「野間の大けやき」まで行ってきました。
出発が遅くなり、着いたのが10時半にもなっていたので、駐車場がいっぱいかと思いましたが、不思議と空いていました。
もう皆さん満足するくらい撮影されたのでしょうね。(笑)

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お一人撮影されいて、場所を教えていただき、すぐに撮ることが出来ました。
しかし、木の幹と茂っている枝の葉が邪魔して、3羽が並んでいるところを撮れるポイントが狭く、なかなか思うように撮れません。

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今年は2羽のヒナが育っているとのことで、お母さんを真ん中にして、両側に巣立ちしたヒナたちです。
お父さんは、ちょっと離れたところで見守っていました。

下から撮影していると、左の子が色々なしぐさを見せてくれました。

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木が邪魔して少し残念ですが、エンゼルポーズ(天使の羽)を見せてくれました。
それもしっかりカメラ目線です。

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カメラ目線で、頭を90度曲げておもしろポーズです。
フクロウの仲間は、首が自由に動きますね。

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こちらがお父さんです。
にっこり微笑んだ雰囲気に撮れました。
しかし、片足を体の前にたてて、何となく仏様のようです。

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この片足上げているポーズでずっととまっていました。

どうにか4羽を一緒に撮れないかとウロウロして探してみました。

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ほぼ真下の位置で、どうにか4羽が入りましが、ここだとお尻だけしか写りません。
でも、さっきの左の子が、何だろうと覗き込んでくれました。

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大けやきの正面の方からも4羽を確認できましたが、葉っぱが邪魔して存在が確認できるだけです。
今度は、右の子がカメラ目線です。

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その右の子が、今度はおもしろポーズをとってくれました。
しゃがんで、顔を下に突き出して、何かを気にしてみているようです。

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前のめりになって、後を覗き込んでいます。

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一生懸命にしゃがみこんで見ているので、お母さんも気になるようです。

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この後、立ち上がっていきました。

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何か、お母さんと話をしているような雰囲気です。

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そろそろ帰ろうかとしていると、左の子とお母さんが、一緒に羽伸ばしをしてくれました。

巣立ちして少し時間がたっていたので、2羽のヒナたちも大きくなっていて、産毛のわたわたが少なくなっていましたが、可愛い姿を見ることが出来ました。
8月に入ると南の越冬地に向かって旅立って行くことでしょう。
来年もまたやって来てくれることを待っています。

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大けやきの前の草むらに小さな「ニホンアマガエル」がいました。
昔は、どこにでもいましたが、最近はあまり目にしなくなりました。

 

野間で「アオバズク」の親子を楽しんだ後、帰りに一庫ダムにある「兵庫県立一庫公園」に寄ってみることにしました。
一庫ダムには行ったことがありますが、一庫公園は初めてです。

子どもたちが遊べる遊具があり、家族連れが楽しめるゾーンがあったりしますが、今回の目的地は自然観察の森のエリアです。
駐車場に着くとその森のエリアから、野鳥の声が聞こえてきました。

自然観察路を歩き始めると、すぐに目の前に思わぬ家族が現れました。
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「ニホンジカ」の家族です。
観察路の撮影場所から100mも離れておらず、こちらも警戒しますが、シカの方も警戒しています。

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一番手前がお父さんかと思いましたが、シカは母子で行動するとのことで、右端がお母さん、お姉さん、今年の子鹿かと思ったりもします。
オスはオスだけで群れをつくると書いてありました。(汗)

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やっぱりこちらを警戒しています。
散策路から公園側には、シカよけの柵があり、シカが公園側に入らないようにしています。
野生の動物たちと人の生活圏が、重なってきていることを実感しますね。

シカが斜面をあがっていったので、散策路を進みます。

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目の前の木で野鳥が飛び交っていました。
「メジロ」です。
羽が生えそろっていない感じなので、今年生まれの若い「メジロ」のようです。

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こちらが、大人の「メジロ」で、羽がきれいにまとまっています。

野鳥の声は色々聞こえるのですが、なかなか姿が見えず、諦めかけていると、目の前に見覚えと聞き覚えのある姿と声がしました。
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思いもよらぬ「アオゲラ」君との出会いです。

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冬場には、自宅周辺でも見られますが、夏はこのあたりで過ごしているようです。
しかし、羽がやっぱり生えそろっていない感じがします。
今年生まれの若オスかもしれません。

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すぐに奥の木に飛んでいってしまい、姿が小さくなってしまいました。

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でも、その奥の木で、リラックスしたのか、身繕いをはじめました。

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身繕いが終わると、さらに奥の方へ飛んでいってしまいました。
短い時間でしたが、久々に「アオゲラ」との出会いでした。

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「アオゲラ」のいた場所の周辺で見かけた若い鳥です。
「キビタキ」の若かと思っていたのですが、自宅でモニタでじっくり見ていると、くちばしの下が黄色いのと、目が大きいことから「コサメビタキ」の若のような気もします。
ネットで調べても、明確な違いがよく分からず、「コサメビタキ」か、「キビタキ」の若鳥ということにします。

 

こんな感じで初めての「一庫公園」を楽しむことが出来ました。
この自然観察の森は、秋冬にもいろいろな野鳥がやって来そうで、これからも時々のぞいてみたい野鳥スポットになりそうです。

 

<2017年7月29日 野間の大けやき&一庫公園にて>