先週の土曜日、京都の町をウロウロしている時に、自宅の隣町の府営公園に超珍しい鳥が来ているとの情報をいただき、翌日曜日にノコノコと出かけてみました。

  

日本には数えられるほどしかやって来ていない珍しい野鳥とのことで、Birderさんの間で情報が一気に広まり、日曜日の朝には、こんなことになっていました。

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これは、池の対岸の様子で、私が撮っている側にも大勢のBirderさんが待機していて、総勢で100人は軽く超えていたと思います。

この時は、狙っている野鳥は、手前のハスの葉の中に隠れていて、姿が見えませんでした。

  

ようやく姿を見せた注目を浴びている野鳥とは、こんな野鳥です。

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特に美しい野鳥というわけではありません。

どちらかというと、地味な水鳥で、「タカサゴクロサギ」という野鳥です。

(台湾に生息する黒いサギという意味だそうです。)

台湾から東南アジアでは、普通に見られる鳥とのことです。

渡りをするのは一部のようですが、その渡りをする中の一羽が、何を間違ったか、秋なのに南へ行かず北の日本へ来てしまった迷鳥のようです。

ということで、日本で見られるのは、とんでもない迷子がやって来た時だけということだそうです。

  

この迷子の野鳥は、食欲旺盛でした。

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ちょっとわかり難いですが、大きなブルーギルをくわえています。

朝の10時過ぎですが、この日の2匹目の獲物のようです。(目撃されている範囲で)

  

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そして、一気に丸飲みです。(汗)

  

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食べ終わったらリラックスしています。

でも、なかなかこちらを向いてくれません。

   

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やっとこちらを向いてくれました。(私の周りのカメラのシャッターが、一気に高速で切られていました。)

  

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首がグイーンと伸びていきます。

  

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そして、飛び立ちます。(ひたすら連射です。(汗))

  

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飛び移ったハスの葉の上で立っています。

葉が沈まないので、見た目より体は軽いのでしょうね。

  

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この後、また飛び立ち、ちょっと遠いところへ行ってしまいました。

取りあえず、超珍鳥に出会えて、証拠写真も撮れたので、満足して帰ることが出来ました。

   

この後も連日、超人気の状態が続いているようです。(すでに10日以上居てるようです。)

しかし、南国の野鳥が、日本で越冬できるとは考えにくいので、そろそろ南国へ帰ると思うのですが、この池が気に入っているようですね。

ここのブルーギルが美味しいのでしょうか?

魚が美味しくても、風邪をひく前に、早く帰りや~って言っていやりたいですね。

  

ということで、珍鳥の来阪の記録として残すことが出来ました。

  

  

<2016年11月6日 隣町の府営公園にて>

  

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