久々にいいお天気になった休日の今日、自転車散歩でちょっと遠出をして、以前から気になっていた「カラムクドリ(唐椋鳥)」を撮りに行ってきました。

場所は、昔勤めていた会社の最寄り駅の相川で、場所はよく知っているところでした。

    

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こんな感じの児童公園に珍しい「カラムクドリ」が、居着いているのです。

右側に神崎川の土手と河川敷があり、当初はそちらに居たようですが、エサを探しているうちにこの公園に来て、人が食べ落としたパンなどが気に入って、ここに居着いたようです。

   

地元の人にとっては、何のことかわからず、毎日やってくる大勢のカメラマンにビックリされているようでした。

子供たちもちょっと遊びにくそうでした。

何度も撮影に行くのでなく、一度行ったら満足するくらいにしてあげたほうが、良いかもしれません。

   

その関西では珍しい「カラムクドリ」はというと、毎日のモデルで、人馴れしてきたのか、カメラの数mのところまで近寄ってくるくらいでした。

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もっとも近寄ってきた時に撮影した「カラムクドリ」です。

(こちらから近づいていくと、さすがに逃げて行きます。)

   

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10台位のカメラが狙っていましたが、まったく動じませんね。

   

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暖かくなってきて花も咲き始めて、花の中の「カラムクドリ」が撮れました。

  

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公園に植えられているツバキにとまってくれる時もありました。

色がちょっと地味なので、枝に止まるととけこんでしまいます。

  

地味で大人しい雰囲気ですが、実は気が強く、ちょっと気性は荒いようです。

エサのオレンジやパンを食べる時に他の鳥と一緒に食べるということがなく、ムクドリ(普通の)、ハト、スズメなど他の鳥が近づくと威嚇し、追い払うようにして、えさ場を独占していました。

  

その様子を含めて動画も撮りましたので、よかったらご覧ください。

カラムクドリ(唐椋鳥)

ちょっとピントが外れているところもありますが、ご容赦ください。

  

この「カラムクドリ」は、東アジアから東南アジアに生息する野鳥で、日本では九州南部や南西諸島に飛来する事がある程度で、関西にやって来ることは、珍しいようです。

ちょっと遠くまで来すぎた迷い鳥かもしれません。

今年は、この「カラムクドリ」だけでなく、「ギンムクドリ」や「コミミズク」など、関西に珍鳥が多くやって来て、にわか野鳥カメラマンが増えたような気がします。

  

写真も動画もたくさん撮って満足したので、私は早々に引き上げることにしました。

  

自転車なので自宅までの帰りに寄り道をしてみました。

(野鳥とは関係ない写真もあります。)

  

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JR貨物の吹田機関区です。

いろいろな貨物用の機関車が、ズラッと並んでいました。

間近で見るとなかなかカッコいいですね。

  

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吉志部神社に向かう参道に咲いていた早咲きの桜です。

花の形から「カンヒザクラ(寒緋桜)」でしょうか?

  

早咲きでも満開の桜を見ると、気持ちも春になります。

  

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吉志部神社のある紫金山公園へ行くと早くも「コバノミツバツツジ」が咲き始めていました。

桜(ソメイヨシノ)は、つぼみが膨らんで花びらの色が見えてきていて、明日にも開花しそうでした。

  

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野鳥は、「ジョウビタキ(オス)」が木の上の方にとまっているところが撮れただけした。

目撃したのは、「ルリビタキ(メス)」、「ウグイス」、「ヤマガラ」、「シジュウカラ」、「エナガ」などなどです。

   

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博物館の前できれいに咲いていた「サンシュユ」です。

  

野鳥だけでなく「花」も色々咲き始めて、一年間でも被写体が一番多い季節になってきました。

何を撮るのか迷ってしまいます。

  

  

<2015年3月21日 相川~JR貨物・吹田機関区~紫金山公園にて>