GWということで奥さんの実家（東淀川区大桐）へ泊りに行ったので、お天気が心配でしたが、午前中にすぐ横の淀川へ野鳥探しに出てみました。

河川敷に行くといろいろな野鳥の鳴き声が聞こえます。

一際大きな声で鳴いている野鳥を探して、川べりの茂みの中を歩いていると、笹の向こうに野鳥が見えました。

初見・初撮りの「オオヨシキリ」だと思います。

茂みの下の方ばかりを移動するので、こんな写真しか撮れませんでした。

「オオヨシキリ」を探していると、淀川の水面を「バン」が泳いでいました。

しかし、普段見る「バン」と何か違います。

そう、くちばしの上の色が違うのです。

普段見かける「バン」は赤色なのに、この「バン」は白色です。

自宅に戻って調べると「オオバン」だとわかりました。

「バン」より一回り大きく、足に水かきがあるので、水際を歩くより、このように水面を泳ぐ方が多いようです。

（クイナ科の鳥には普通は水かきがないので、泳ぐより歩く方が多いです。）

こちらも初見・初撮りです。

川べりの木の上では、「ウグイス」がきれいなさえずりを聞かせてくれていました。

枝かぶりですが、のどを大きく膨らませてさえずっています。

近場では、声は聞こえてもなかなか撮れなかった「ウグイス」ですが、ここでは、どうにか姿をとらえることが出来ました。

こうして川沿いの茂みの中を歩いていると、時々、「ケ～ン！」と大きな鳴き声が聞こえました。

どこかで聞いたことがあると思ったら、昔、学生時代に高松の学校の裏山で鳴いていた「キジ」を思い出しました。

どこかにいるのだろうと、茂みの中を探していると、目の前のトコトコと横切ってい行きました。

慌てて撮ったのですが、

わかりますかね～？

真ん中の緑の中に少し色の違うところです。

下の方にシマシマのしっぽが少し写っています。

本当に残念でした。

この後も、探し回ったのですが、二度と出会えませんでした。

飛びあがらないので、この茂みの中を歩かれたら、探しようがありません。

2時間ほどの淀川散歩でしたが、雨が降ったりやんだりと、ちょっと大変でしたが、楽しむことが出来ました。

次回は、もっとお天気の良い日に、じっくりと楽しみたいですね。

＜2012年5月4日 淀川・大桐にて＞