新年が明けてやっと初撮りに出られる時間があり、久々に紫金山公園へ野鳥の様子伺いをかねて散歩に行ってみました。
午前中はお天気も良かったのですが、風が強く気が激しく揺れて、木の上の野鳥はさっぱりです。
その上、この時期なら落ち葉の中でエサ探しをしているはずの「シロハラ」も全く見えません。
毎年やってくる「ジョウビタキ」や「ルリビタキ」の姿も見えません。
里山の中をウロウロしましたが、不思議と「キジバト」の姿も見えません。
姿が見えるのは「カラス」と「ヒヨドリ」ばかりです。
吉志部神社でお詣りをして「吹田の里ゾーン」と呼ばれる小さな水田のある方へ行って見ると、畦道にちょっと足の長い変わった「ハト」と思うような鳥の背中が見えました。
近づいてよく見ると、頭の色などはハトに似ていますがちょっと違う鳥です。
初見、初撮りの「ケリ」です。
近畿地方でも水田や川原、畑などで見られるようですが、初めての出会いです。
他の鳥との出会いは無かったのですが、お初の「ケリ」と出会えただけでもよかったです。
「ケリリ」、「ケッ、ケッ、ケッ、・・・」と鳴くことから「ケリ」と名がついたようですが、この時は、一声も発せず、声を聞けませんでした。
留まっているときの姿は、「ドバト」のような地味な色ですが、羽を広げると真っ白でちょっと派手な感じです。
この後、すぐに飛んで行ってしまったのですが、タイミングが合わず飛んでいる姿が撮れませんでした。
飛んでいる時の色合いも変わっていたので撮りたかったですが、残念でした。
今日は、「ケリ」としか出会えまえんでしたが、今年はどんな鳥たちと出会えるでしょうか?
今のままではさびしいシーズンになりそうです。
これから春に向かって期待したいものです。
<2012年1月4日 紫金山公園にて>
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